2016年7月26日火曜日

『ポケモンGO』ブームについて!(3)



http://exp0stargalaxy.blogspot.jp/2016/07/blog-post_49.html
前回のつづきです。





☝・・・わたしは残念なことに、いわゆるポケモン世代ではありません。 ポケモンよりも前の、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーシリーズを慣れ親しんできた世代・・・といえばわかってもらえるでしょうか?w


そんなDQ/FF世代にとって、ポケモンとは、自分たちとは切り離された別のゲーム文化のような気がします。 同じ国内で、たかだか数年の差なのに、この断絶した感は一体何でしょう? ・・・今回はこんな思いを念頭に、話を進めていきましょう。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


ポケモン世代でない自分が、漠然と「ポケモン!」と言われてまず思い浮かぶのは、なんといってもピカチュウ、そしてアニメ版ポケモンですね。 そして同時に、「いつもいつでもうまくいくなんて、保証はどこにもないけど~♪」とゆう歌のフレーズが脳内で演奏されます。









☝・・・ようつべより、『めざせポケモンマスター』。 特別な思い出はないけれど、なんででしょう? この歌を聞くと気持ちがざわざわしてきます。 ざわ・・・




☝・・・アニメ版ポケモン(無印)のレギュラーメンバー。


現在のアニメ版ポケモンでは、カスミやタケシはパーティーからお別れしてしまったとゆうことで、こちらはつい先ほど知って、驚きでしたね~。 『ドラえもん』での愉快な仲間たちのように、永遠のメンバーだと思っていたんだけど、サトシ&ピカチュウ以外は違ったんだね。
(´・ω・`)







ポケモンがまず最初に、社会にその存在を強く印象付けたのは、なんといっても『ポケモンショック』の一件からでしょう。 その概要を記すと、


ポケモンショックとは、1997年の12月に起こった出来事で、当時子どもたちに大人気だったアニメ・ポケモンの放送中にピカチュウが電撃を放つシーンがあり、その映像・演出があまりにもピカピカとしたものだったため、部屋を暗くしていたり、もしくは食い入るように画面を見ていた子どもたちがてんかんに似た症状を発して救急車で搬送されるなど、全国的な騒動となった件だ。




☝・・・ショックの原因とされるシーン。 画像からも、その光がまぶしかっただろうと容易に想像できますね! (*_*)




☝・・・この一件以降、「テレビを見る時は部屋を明るくして、離れてみてね」の一文がアニメに必ず入るようになったのです。 そしてポケモンは世間からバッシングを受けると同時に、


「なにやら子どもたちに大人気のアニメ・ゲームがあるらしい・・・」 「そのアニメ・ゲームにはピカチュウとゆう、なにやらかわいらしいマスコットがいるらしい・・・」 と、子供世代以外の一般の人たちに、広くその存在を知らしめる結果となった訳なのです。







(・ω・)(・ω・)(・ω・)


ポケモン&ピカチュウがじわりと世の中に浸透していくそんななか、あいかわらず自分たちの世代はポケモンをキッズ向けのライトなゲーム、とみなしていました。 いまでいう、『妖怪ウォッチ』のような存在だったかもしれません。 妖怪ウォッチをバカにするつもりは全くありませんが、当時、小学生向けのゲームを、それより上の年代の子が興じているとしたら・・・。 それはけっこう恥ずかしいことだったのです。







余談で、ポケモンとは別の話となりますが、自分が中学生のある時、友人数人となにげなくコンビニに入ったことがあった。 そしてみんなが買い物をするなか、用事を済ませた自分は雑誌コーナーで立ち読みを始めた。 ・・・手に取ったのは少年向け漫画雑誌、『コロコロコミック』である。


当時の自分がコロコロで何か目当てのマンガがあったのか、それとも偶然たまたま手に取ったのかとか、細かな状況はすっかり忘れてしまった。 でも、友人たちがコロコロを読んでいる自分を見つけて、「コロコロwww m9(^Д^) 」と笑われたことを、今も覚えています。
(;´∀`)


適当に場を取り繕い、その件は友人たちとの関係で尾を引かなかったものの、今でも覚えているとゆうことはやっぱり「恥ずかしいことをしてしまった・・・ (-_-) 」 とゆう思いを強く感じたのでしょうね。


こういったエピソードを教訓に、「キッズものには手を出すまい! (`・ω・´) 」 と、自分は無意識ながら、固く心に誓ったのでした。


繰り返しになりますが、キッズ向けのゲームや雑誌といったコンテンツ全般をバカにするつもりはありません。 でも、キッズものを、それより上の子が手に取っているとゆうのは恥ずかしいこと・・・こうゆう認識が未成年の世代にあったことは事実で、ゆえにドラクエ/FF世代の自分たちがポケモンについて、まるで断絶しているかのようにその知識が欠落しているのは無理もないことなのでしょう。


ある程度経験を積み、達観できるようになって初めて、「このゲーム・アニメはキッズ向けだとゆうことを抜きに、本質的に面白い!」・・・と、言えるのかもしれませんね。





☝・・・ピカチュウを表紙にした『別冊コロコロ』。 少年向け雑誌、とゆうことで細かな対象年齢は設定されておらず、そのあたりはざっくりした感じだ。 とはいえ、コロコロが小学生向けの雑誌であることは間違いないでしょう。 小学生向けマンガ雑誌のカバーをピカチュウが飾ることで、そのコンテンツがどの層向けなのかを明確に示しているといえるのではないでしょうか?






と!ゆうことで、冒頭でわたしの感じたポケモンへの断絶の感は、 「世代が違うから・・・。」  の一言で済む話だったのですが、コンテンツの出現によって世代が区切られるメカニズムを、とても興味深く思ったのです。



(つづく)










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